農業と発電を同じ場所で続ける計画
千葉県長柄町で、大豆の栽培と太陽光発電を組み合わせる事業が計画されています。三菱HCキャピタルエナジー、九電みらいエナジー、エンブルーは2026年9月16日、営農型太陽光発電に取り組む事業会社への共同出資を発表しました。初号案件として、2027年春頃の商業運転開始を予定しています。
発表によると、太陽光発電設備の下の農地で大豆を栽培し、営農は「つなぐファーム」が担う予定です。発電の事業者と農業の担い手が連携し、農業を継続しながら電気をつくる計画となっています。
参照:エンブルー:千葉県長柄町の営農型太陽光発電事業への共同出資(別タブ)
土地の役割を生かしながら使う
営農型太陽光発電は、農地の上部に太陽光パネルを設け、その下で農業を続ける仕組みです。農林水産省の案内では、営農の継続と、設備設置に当たっての農地法に基づく一時転用許可が前提とされています。農作業に用いる機械に合わせて高さや幅を確保する設備の例も紹介されています。
今回の長柄町の事業も、農業と発電を両立することを目指した計画です。大豆の収穫量や稼働後の発電実績などは、今回の発表で達成済みの成果として示されたものではありません。
参照:エンブルー:千葉県長柄町の営農型太陽光発電事業への共同出資(別タブ) / 農林水産省:営農型太陽光発電について(別タブ)
取り組みに寄せて
農地としての役割を大切にしながら、同じ場所に電気をつくる役割を加える。農業に携わる方と発電に携わる方が力を合わせる、この土地ならではの使い方が計画されています。土地の有効活用を考える際にも、そこで続けられる営みと発電を一緒に見る事例としてご紹介します。
参照:エンブルー:千葉県長柄町の営農型太陽光発電事業への共同出資(別タブ) / 農林水産省:営農型太陽光発電について(別タブ)